ポーギーとベス

ポーギーとベス

3幕のオペラ、英語で上演、ハンガリー語と英語の字幕付き
作曲: ジョージ・ガーシュウィン、デュボーズとドロシー・ヘイワード、イラ・ガーシュウィン
上演時間: 4時間、2回の休憩あり。

ほとんどすべての人がクラシックなヒット曲 I Got Plenty O’ Nuttin’ や It Ain’t Necessarily So、そしておそらく最も有名な Summertime を聞いたことがあるでしょう。しかし、多くの人が気づいていないのは、これらの素晴らしい曲が単なる古いジャズのスタンダードではないということです。これらの曲は、最も有名なアメリカのオペラの一部である Porgy and Bess® の最も人気のある部分として始まりました。
1935年にジョージ・ガーシュウィン、デュボーズとドロシー・ヘイワード、イラ・ガーシュウィンによって作られたこの作品は、南カロライナ州チャールストンに住むアフリカ系アメリカ人コミュニティの生活を、喜びと敬虔、苦労、時には暴力も含めて、その全ての輝きの中で描いています。
英語のサブタイトルは、主にグララ方言で書かれた原作のテキストを使用しています。
「GERSHWIN® はGershwin Enterprisesの登録商標およびサービスマークです。PORGY AND BESS® はPorgy and Bess Enterprisesの登録商標およびサービスマークです。」

著作権所有者による免責事項: 「この Porgy and Bess のプロダクションの方法は無許可であり、作品の提示に関する要求に反しています。」

あらすじ

海に面した黒人の居住区キャットフィッシュ・ロウ（“なまず横丁”）が舞台となっている。

第1幕

ある夏の夕方 - 夜

足の不自由な乞食のポーギーは給仕女のベスに思いを寄せている。ベスの内縁の夫クラウンは賭博のトラブルから仲間を殺し逃亡し、これをきっかけにベスはポーギーと一緒に暮らすことになる。住民たちはクラウンに殺されたロビンスの部屋に集まり、彼の死を悼むとともに、なけなしの金を出し合って葬儀の費用を捻出する。

第2幕

殺人事件の1ヶ月後 - その1週間後

ある天気のよい日、キャットフィッシュ・ロウの住民たちは離島にピクニックに出かける。ポーギーは足が不自由なために留守番である。ベスもピクニックに参加するが、島に隠れていたクラウンと出会ってしまう。島から戻ったベスは熱を出して寝込み、ポーギーは献身的に彼女を看病する。1週間後、回復したベスはクラウンとのことを告白し、ポーギーへの愛を誓う。

その翌日、ハリケーンがキャットフィッシュ・ロウを襲う。住民たちが集まっているところへクラウンが登場しポーギーと険悪なムードになるが、漁師ジェイクの妻クララが難破した夫の船を見つけ嵐の中へ飛び出して行く。クラウンは嵐を恐れる住民たちを臆病者と罵りクララを追う。

第3幕

ハリケーンの翌日 - その1週間後

嵐のために死んだ仲間のための葬式が終わった後、クラウンがポーギーの部屋に忍び込む。発見したポーギーは乱闘の末にクラウンを殺してしまう。翌日、警察による捜査が行われ、ポーギーは検死のために参考人として警察へ連行される。ポーギーが犯人であることは発覚しなかったものの、彼は自分が殺した相手を見ることができなかったため警察に1週間勾留されてしまう。勾留がとけて意気揚々と帰ってきたポーギーはベスの姿がないことに気づく。住民たちから、ポーギーがいない間に遊び人の麻薬の売人スポーティング・ライフがベスを誘惑し、2人が遠いニューヨークへ行ってしまったことを知らされたポーギーは悲嘆にくれるどころか、ベスを見つけるため、不自由な足をおして数千キロ離れたニューヨークを目指し旅立つ。

プログラムとキャスト

指揮者: イシュトヴァン・デーネシュ
ポーギー: アンドラーシュ・パレルディ、サー・ウィラード・ホワイト
ベス: ガブリエラ・レータイ・キス
スポーティング・ライフ: ヤーノシュ・セメニェイ
クラウン: カーロイ・セメレーディ
ジェイク: アッティラ・エルデーシュ
クララ: キンガ・クリシュタ
ロビンズ: N.N.
セリーナ: ガブリエラ・フォドール
マリア: ガブリエラ・バルガ
ミンゴ: バラージュ・パップ（大学生）
ピーター: ボトンド・パール
フレイジャー / 墓掘り人: アンドラーシュ・カーリディ・キス
クラブ・マン / ネルソン: ニン・ダック・ホアン・ロング
刑事: アルトゥール・カーリッド
アーチデール氏 / 検死官: ダニエル・ヴィクトール・ナジ
警官: N.N.

ハンガリー国立歌劇団オーケストラ、合唱団、子ども合唱団、およびハンガリー国立バレエ団の出演

作曲：ジョージ・ガーシュウィン、デュボス・アンド・ドロシー・ヘイワード、イラ・ガーシュウィン
演出: アンドラーシュ・アルマーシ＝トート
セットデザイナー: セバスチャン・ハンナック
衣装デザイナー: クリスティーナ・リストパード
振付: ドーラ・バルタ
ハンガリー語翻訳: ジュディット・ケネセイ
子ども合唱団の責任者: ニコレット・ハイザー
合唱団指揮者: ガーボル・チキ