国王イシュトヴァーン エルケル劇場

国王イシュトヴァーン

(全4幕のハンガリーのロック・オペラ)

 

作曲:セレーニ・レヴェンテ

台本:ブローディ・ヤーノシュ

 

第1幕:「遺産」

一人の歌手がよい国の指導者について歌い、「君なら誰を選ぶ?」と問いかける。大首長ゲーザ公は、ハンガリーにカトリックの宣教師達を招く。また、西欧諸国との関係を強化するため、ゲーザは息子イシュトヴァーンをバイエルン公の娘ギゼラと結婚させる。

日和見主義者のマジャル人の貴族、シュール、ショルト、ベシェの3人が、人間のはかなさについて語り合う。人は誰でも、より有望と思える側に付くもので、理念は重要ではないと歌う。

コッパーニュの娘、レーカはキリスト教に改宗し、新しい神に祈っていた。コッパーニュの従者ラボルツはレーカに対し、外来の神は必要ない、自分の父を信用しろ、と言う。

ゲーザが死に、国は喪に服す。イシュトヴァーンはゲーザの棺の前でマジャル人のためによい首長になることを誓うが、自分こそがゲーザの正当な後継者であると主張するコッパーニュに戦いを挑まれる。イシュトヴァーンとコッパーニュは、それぞれの支持者達に囲まれ、歓呼の呼び声を浴びる(。

 

第2幕:「エステルゴム」

レーカとギゼラ、そして司祭達、民衆は悲しみに浸って平和を祈る。歌手達がイシュトヴァーンを称える歌を歌うが、ゲーザ時代の過去の栄光についても歌う。 ラボルツはコッパーニュの名代としてシャロルトの下にやって来て、コッパーニュとの婚姻を提案する。コッパーニュはゲーザの未亡人と結婚することにより、ゲーザの後継者として受け入れられることを望んでいたのである。しかし、シャロルトはそれを拒絶、ひどい提案をしたとしてラボルツは即座に処刑される。

マジャル人の貴族3人が、イシュトヴァーンの前でコッパーニュを、文明化されていない愚か者と馬鹿にするが、イシュトヴァーンは3人の日和見主義的な態度に嫌悪を抱き、彼らを追い払う。

イシュトヴァーンは自分の置かれた状況に心を引き裂かれる。自分の信念と一族への忠誠心から、イシュトヴァーンはコッパーニュと戦うことはできないと考えるが、もはや戦い以外に道はないようにも思えた。母シャロルトはイシュトヴァーンにもっと狡猾になるよう忠告し、戦いに備えるよう諭す。

自分達の子供を持ちたいと望む后ギゼラは「政治には飽き飽きした」と述べ、イシュトヴァーンに不満を抱く。一方、ドイツの騎士ヴェツェリンは、なかなか戦いが始まらないことが不満であった。

圧倒的支持をもって、イシュトヴァーンはマジャル人の新しい大首長に選ばれ、人々はイシュトヴァーンを新たな主として称える。

祝宴の後、イシュトヴァーンは一人で離れた所に赴く。大首長に選ばれたものの、イシュトヴァーンは悲しみを抱いて腹も括れず、神に祈ってどうすべきかを問いかける。イシュトヴァーンに秘かに思いを寄せるレーカは、その様子を陰から見守る。イシュトヴァーンが自分の父の敵であるために、レーカは自分の思いを隠し続けなければならなかった。

 

第3幕:「首領コッパーニュ」

コッパーニュは自分の支持者を呼び集め、輝かしい未来を約束し、戦いに備えさせる。コッパーニュの下に集まった人々はその呼びかけに熱狂的に応える。

コッパーニュは野営テント内に自分の若く美しい妾達と座す。彼女らはコッパーニュを優れた夫、恋人として激賞する。その時3人の日和見主義的な貴族が、今度はコッパーニュの前に現れる。3人の貴族はイシュトヴァーンを暗殺する様々な方法を提案するが、コッパーニュは彼らを追い払う。コッパーニュは正々堂々と、名誉をもって戦うことを望んでいた。コッパーニュはシャーマンのトルダと支持者達に、イシュトヴァーンとその軍勢に面と向かって対峙することを誓う。トルダはコッパーニュの勝利を異教の神々に祈り、生贄をささげる。

レーカは父が死ぬという悪夢を見る。レーカはコッパーニュに争いを求めないよう哀願する。イシュトヴァーンはコッパーニュに対し、ローマ教会に従うならば大首長の座を明け渡すと申し出るが、コッパーニュのキリスト教の司祭に対する嫌悪や、国を勝ち取ろうとする決心は強く、いまや平和を求めるには「遅すぎる」と伝える。

トルダはコッパーニュと彼の軍勢に、戦いの象徴である血塗られた剣を与える。トルダは、コッパーニュが勝利すればハンガリーの地に輝かしい未来が訪れると預言する。かくして戦いが開始され、イシュトヴァーン側の勝利で終わる。

 

第4幕:「国王イシュトヴァーン」

コッパーニュは戦死し、彼の軍勢は敗北する。歌手が戦死者を悼む。イシュトヴァーンの支持者達は彼の宮殿で祝勝の宴を開く。彼らは皆、イシュトヴァーンに褒美を求める。最後にレーカが現れ、イシュトヴァーンに父の遺骸を引き渡すよう求める。イシュトヴァーンはレーカの悲しみと美しさに心を打たれるが、シャロルトが乱暴にレーカを追い払う。シャロルトはさらなる反乱を防ぐため、見せしめとしてコッパーニュの遺体を4つに裂くよう命じる。

イシュトヴァーンはこのことで心を痛め、一人になることを望む。イシュトヴァーンは神に必死で祈る(Oly távol vagy tőlem – リプライズ)。イシュトヴァーンは最終的に母の決定に従う。

コッパーニュの遺骸は4つに裂かれる。遂にイシュトヴァーンはハンガリー王国の王となる。

プログラムとキャスト

<スタッフ・キャスト>

指揮:N.N.

シュテファン王:Gergely Boncsér

シャロルト:Ildikó Komlósi

ギゼッラ:Rita Rácz

アストリク:Tibor Szappanos

ヴェツェッリン:Csaba Sándor

コッパーニュ:Antal Cseh

トルダ:Attila Fekete

ラボルツ: Boldizsár László

レーカ: Máthé Beáta

シュール:János Szerekován

ショルト:Zoltán Megyesi

ベシェ:András Kőrösi

 

合唱指揮:Gábor Csiki

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JUN 2020

エルケル劇場

もともと1911年にオープンした、エルケル劇場ハンガリー最大の劇場の建物です。その歴史は、すべての音響オペラ伝説と考えられている建物の舞台を飾ったルチアーノ·パヴァロッティ、プラシド·ドミンゴ、エヴァマートングレースバンブリーのような著名人で、ハンガリーのオペラ公演の黄金時代と密接に絡み合っている。 

 

2007年に閉鎖を、次の疑問が、その運命に5年以上までシャッターをされた後、ハンガリー政府は昨年、ハンガリー国立歌劇場が適した規格にエルケル劇場を改装することができ、劇場の更新のための補助金17億フォリントを提供性能を保持する。 

 

改装の多くは、ソリスト、共有ドレッシングルームと改装と拡張共用エリアで、舞台裏で行われました。建物のサービスシステムは、(水、配管、暖房、換気)も最新の状態にしてきたほか、舞台の技術的な装置は、重要な近代化を施しました。 

 

あらゆる努力は、建物の素晴らしい音響特性が変化しなかったことを確認するために行われている間聴衆は今、完全に新しい表情で講堂にステップインします。大幅に快適性を向上します要因は、座席エリアに設置され近代的な換気システムです。席数は、より多くの快適さのための座席の列を再装着により1819まで1935から減少してきたが、劇場はそれにもかかわらず、ハンガリーで最大容量の劇場としてその地位を保持して - と東欧中央ヨーロッパ。

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